風水PRESS

環境を整えると運気は必ず上がります。

家相と風水、そして土用

突然ですが「家相」と「風水」、別物だと私は思います。
住宅メーカーで設計をしていましたので上司や先輩から設計する際のNG…
玄関や床の間、階段、トイレの位置などいろいろと教わりました。
床の間や仏間は神聖な場所なので上の階に階段やトイレはもっての外。
その上で人が寝ることのないような間取りにするとかある種、宗教や信仰的なものの見方で設計するように指導されました。(これは床の間や仏間のないイマドキの戸建やマンションに暮らすと思いもしない案件ですね。)
風水ではそのような見方をする先生に出会ったことがありません。

一方風水はまず方位ありきでプランを立てます。
西のキッチンはNGで東ならOK!などです。

日本で昔から信仰されてきた考え方というのは日本で家を建てるにあたりとても大切な要素だと思います。
しかし今建てられていうちの何%の住宅に仏間や床の間があるでしょう?和室のない住宅も多いです。
移動できるスタイリッシュな仏壇なども売れているそうです。
窓の性能は上がり、断熱材も素晴らしいものが開発されています。
高性能で高断熱の住宅が建てられる現在、北入りの住宅に北のリビングがあっても違和感はありません。

昔ながらの日本古来の家相というのは転換点にあるのかもしれません。
ならば風水を使って住まいのプランを立てることは
これまでの家相に変わるものになり得るといえますね。

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さて、今は冬の土用のまっただ中です。
今年2016年は1月18日~2月3日が冬の土用です。

五行では季節も「気」が割り当てられています。
春…木気
夏…火気
秋…金気
冬…水気
土用…土気
次の季節へ移行する時期(18日間)が土用となります。
新しい季節へ移る前に一休み…といったところでしょうか?
「土用の間は土に関することをしないように」と古くから言われています。
家を建てる時に行う「地鎮祭」なども避けたい時期であります。

土用の間はどんなことに気をつければ良いのか五行の分類から知ることが出来ます。
体調についていえば
春…木気→肝
夏…火気→心
秋…金気→肺
冬…水気→腎
土用…土気→脾

土用の間は消化器官や膵臓に注意を払い暴飲暴食を避けましょう。
またこれから訪れる夏は心臓に気をつける季節といえます。
同時に物事を考え過ぎないようにして睡眠をしっかりとるように心がけてくださいね。